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小林 一稀くん

小林一稀2
 この度は、昇段審査を受けさせていただきありがとうございます。
 僕が空手を始めたのは保育園の年中の時で、叔父さんより強くなりたいと思ったのがきっかけです。
初めて見学に行った時から空手というものに興味を持ち、自分から進んで道場生の人たちの真似をして一緒に稽古をしていました。入門したての頃は、人を蹴ったり叩いたりという、今までしたことのない経験が一杯の組手はとても怖かったです。空手を始めて3年ほど経った頃、「やる気があるなら強化練習に来てみないか?ただし、中途半端な気持ちでは来るな。」と師範に言われました。僕は心を決めて強化練習に行き稽古をすると、先輩達はすごく強くて、いつもやられて泣いて帰ったことを覚えています。その時は初めて空手が嫌になりました。
しかし通い続けるうちに、試合で勝てるようになり、勝つことが嬉しく、空手が楽しくなり稽古にも熱が入るようになりました。
 徐々に成長していくうちに、先輩たちが黒帯を取っていきました。黒帯を取った先輩達がかっこよく、僕も黒帯を取りたいと思い、挑戦しようと決意しました。それからは、今より一層厳しい稽古になりましたが、黒帯という目標のために頑張ることができました。
 昇段審査当日は、朝起きた時から緊張していました。しかし、基本、型、移動稽古と進んでいくにつれ、徐々に緊張がほぐれていきました。そして、最後の10人組手になりました。一人目は自分の動きができましたが、二人目の時に脇腹に突きが入り、思うように動きが取れなくなり、3人目も満足いく攻撃ができませんでした。そんな時師範に「このままの組手なら落とす」と言われました。その言葉で気持ちを切り替えましたが、僕は組手に勝とうとしていて、手数が出ていませんでした。そこで師範に「一発食らったら10発返せ」と言われ、手数を多く出そうと思い、手数を増やすことができました。その結果、10人組手に合格することができました。
 最後になりましたが、井上師範、応援してくださった皆さん、相手をしてくださった道場生の皆さん、お父さん、お母さん、本当にありがとうございました。これからは道場生の手本となるように頑張ります。
これからもよろしくお願いします。

2015年01月13日 16:35

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